HEDDphone

HEDDphone®
ヘッドフォン・テクノロジーの新章

日本最大級のオーディオビジュアルアワード『VGP2021 』におきましてご好評頂いている「HEDDphone®」が「開放型オーバーヘッド型ヘッドホン(15万円以上20万円未満)部門」にて金賞を受賞致しました

"Perhaps the most natural sound representation I have ever experienced." "おそらく、私がこれまで経験した中で最も自然な音の表現"

HEDDは、世界中のオーディオ愛好家やレコーディング・アーティストの方々に、世界初のフルレンジAir Motion Transformer（エアモーショントランスフォーマー）ヘッドフォンをご紹介できることを誇りに思います。エアモーショントランスフォーマー（AMT）とは、一般的なボイスコイル型、静磁型（平面振動板型）、或いは静電システム型と比べてはるかに速く空気を送り出すことができる電気力学的トランスデューサーです。折り畳まれたダイアフラムによって他の方式よりも４倍速く空気を送り出すことができます。これは、伝統的な1：1のピストン式動作を凌駕します。

30年程前、HEDDのCEO兼最高技術責任者であるKlaus Heinz氏は、Oskar Heil氏オリジナルのAir Motion Transformerの発明に基づいて、最初のコンパクトで市販可能なAMTツイーターを設計しました。それ以来彼はいくつかの改良を重ね、音質を向上させ、2019年時点での AMTは、革新的なHEDD Series ONEスタジオモニターで体験していただく事が可能です。

近年、Heinz氏はこの優れたトランスデューサ原理の新しい領域を切り開くために、フルレンジのエアモーショントランスフォーマーの開発に取り組んできました。全可聴周波数帯域（およびそれ以上）を再生するよう、HEDDphone®はVVT®を組み込んでいます（特許出願中）。VVT®は、AMTの原理をリニアフルレンジ（10Hz - 40kHz）ヘッドフォントランスデューサに拡張するための、新しいダイアフラム・ジオメトリを導入しています。それは、折り目が幅と深さの両方で異なるよう、従来のAMTドライバーの固定された幾何学的構造を変更しました。HEDDphone®は第4のトランスデューサー・テクノロジーを導入します。それは莫大なダイナミック・キャパビリティと、AMTの仕組みに基づく優れた音の解像を最先端のヘッドフォンの世界へもたらします。正確で、自然のままの、そして感動的な音楽再生にとって本当に重要な部分に於いて、HEDDphone®は最も優れています。

“The Heddphone is both an amazing sound engineering tool and a
headphone that should cause celebration among audiophile music lovers.""
Heddphoneは、素晴らしいサウンドエンジニアリングツールであると同時に、オーディオマニアの
音楽愛好家の間で賞賛を呼ぶべきヘッドフォンです。"

Variable Velocity Transformer: エアモーショントランスフォーマーの進化

HEDDphone®の開発段階では、オリジナルのAMTドライバーのジオメトリの重要な特性の一つである、ドライバーの折り目が全く同じ形状であることを再考する必要がありました。10〜40kHzの全帯域を再生するためには、幅と深さの両方が異なる折り目を持つ新しい振動板を設計する必要があったのです。私たちはこのエアモーショントランスの進化をVVT（Variable Velocity Transform）と呼んでいます。

技術データ

コンセプト：	ＡＭＴ内蔵開放型オーバーイヤーヘッドフォン
周波数特性：	20 - 40,000Hz
感度：	87dB SPL/1mW
インピーダンス：	42Ω
重量：	718g
コネクタータイプ：	4pin Mini XLR
付属ケーブル	2.2m, OFC 6.35mm アンバランスステレオ